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髙 薫徹

2021年4月入社

髙 薫徹

先輩の作業を見ながら少しずつ仕事を覚え、
入社3ヶ月でコテが使えるようになった

 

プロフィール


髙 薫徹(コウ フンチョル)  2021年4月入社  
大阪生まれの大阪育ち。東京の大学に入学し、就活ではイラストレーターになるか左官職人になるか迷うが、左官職人を選んで進濃工業に新卒入社。再び故郷・大阪での生活が始まり、毎日左官の技術を磨いている。

大学時代からイラストレーターか左官職人になると決めていた

私は大阪生まれ・大阪育ちの韓国人です。大学入学と同時に東京に出て、もともとものづくりが好きだったので、将来はイラストレーターか左官職人になると決めていました。
最初は東京でイラストレーターの仕事を探しましたが、未経験入社は難しかったので、「それなら大阪に帰ろう」と思い、進濃工業の左官職人として新卒入社しました。

入社して初めて経験したのは、コンクリートの丸いくぼみに材料を詰め込むという、簡単な作業でした。
左官の仕事は技術が必要なので、最初からコテを持たせてもらうということはありません。まずは先輩がやっているのを見ながら、少しずつ仕事を覚えていきました。

昨年の4月に入社して、コテを持たせてもらえるようになったのが7月頃からです。それまでは先輩の仕事を見ていただけで、コテに触るのは初めてだったので、先輩が横についてしっかりと教えてくれました。

1年近く経験してコテ返しが上手くできるようになる

もちろん、最初から上手くできたわけではありません。塗り方がわからなかったり、悪い姿勢でやって腰が痛くなったりして、始めは大変でした。でも、だんだん上手く塗れるようになり、そうなると仕事も楽しくなってきました。

この1年弱の経験で、自分が成長したなと思う点は、コテ返しが上手くなったことです。最初のうちはコテにモルタルを乗せることすらできなかったのですが、最近はコテ返しがスムーズにできるようになりました。
壁塗りをやらせてもらえる時間も増えてきて、仕上げもきれいになってきたので、少しは成長できたかなと感じています。

早く土間打ちの仕事ができるようになりたい

最近は、老人ホームで作業をしましたね。外壁やバルコニー、屋内の壁を塗り、サッシの窓枠の隙間にモルタルの材料を埋めていく作業などを、4~5人で行いました。
土間打ちの作業もあったのですが、自分はまだ土間打ちまではやらせてもらっていません。土間打ちというのは、床面に平坦なコンクリートを施工する作業です。

土間は高さが決められているので、まずは線を引いて、その高さに合わせて塗らないといけないんです。それがけっこう難しくて、高い技術が必要な仕事です。早く土間打ちの仕事も、きれいにできるようになりたいですね。

左官はものづくりの楽しさを感じられる仕事

左官の仕事は、ものづくりの楽しさを感じられる仕事だと思います。先輩の中には高齢の方もいるのですが、「こんなにきれいに仕上げられるんだな!」と、いつも感心して見ています。
左官は経験すればするほど、きれいに壁を仕上げられるようになりますし、年齢に関係なく何歳になっても働けるのは、この仕事のメリットではないでしょうか。

逆に大変だなと思う点は、建築の専門用語が難しいということです。左官の仕事では建築の専門用語が飛び交うのですが、最初は意味がまったくわからず戸惑いました。
でも、最近は少しずつわかるようになってきましたね。行く行くは国家資格左官技能士2級の資格も取って、左官職人として早く一人前になりたいです。

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